広島の文人といえば、頼山陽や頼春水が代表的な人物といえます。
しかし、山陽の息子である聿庵は祖父と父、二人の巨星の陰に隠れて、現在まで人物像があまり知られていません。
そこで彼の作品「書」、特に漲るように迫力ある書に至るまでの書風等の変化を通して聿庵の横顔を紹介します。
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●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景人物≫頼山陽(父)
頼聿庵-躍動する運筆
広島の文人といえば、頼山陽や頼春水が代表的な人物といえます。
しかし、山陽の息子である聿庵は祖父と父、二人の巨星の陰に隠れて、現在まで人物像があまり知られていません。
そこで彼の作品「書」、特に漲るように迫力ある書に至るまでの書風等の変化を通して聿庵の横顔を紹介します。
◆チラシ≫PDF
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●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景人物≫頼山陽(父)
期間 : 令和5年1月21日(土)~4月16日(日)
料金 : 大人370(280)円、シニア(65歳以上)・高校生180(100)円、中学生以下無料 ※カッコ内は30名以上の団体料金
場所 : 広島城天守閣 第二・四層展示室
時間 : 1・2月 9:00~17:00/3・4月 9:00~18:00(いずれも入館は閉館の30分前まで)
問い合わせ先 : 082-221-7512
江雪斎、家康、頼宣が愛した刀の物語 “名刀 江雪左文字”
ふくやま美術館が所蔵する国宝「江雪左文字」(小松安弘コレクション)は、南北朝時代に筑前国の刀工である左文字によって作られた太刀で、戦国時代に北条氏の武将であった板部岡江雪斎の愛刀として知られています。
その後徳川家康から紀州徳川家に伝わったとされています。
日本刀は、所有者の好みで「カスタマイズ」される特性を持つものですが、江雪左文字もまた、磨り上げられ、樋が彫られ、さまざまな拵や刀装具が取り合わせられてきたという点で、歴代の所有者の美意識を反映してきた作品といえます。
本展は、江雪左文字を主人公として、かつての所有者たちの美意識や、江雪左文字という一口の太刀がどのように受け止められ、愛され、伝えられてきたのかを明らかにするものです。
【見どころ】
ふくやま美術館が所蔵する国宝「江雪左文字」は、筑前国の刀工である左文字によって作られ、北条氏の武将 板部岡江雪斎から徳川家康に献上された後、十男で紀伊藩初代藩主 徳川頼宣へ譲られたもの。
本展では、かつての持ち主たちが愛した品々とともにこの太刀を展観し、一口の太刀江雪左文字が天下の名刀となっていく、その秘められた物語をひも解きます。
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●江戸の世のひろしま探訪≫解説集≫福山藩
期間 : 令和5年2月4日(土)~3月19日(日)
料金 : 一般:1,000円(前売りまたは有料20名以上の団体料金:800円),高校生以下無料
場所 : ふくやま美術館(広島県福山市西町2丁目4−3)
時間 : 09:30 ~17:00
休館日 : 月曜日
問い合わせ先 : ふくやま美術館学芸課 担当/金尾 TEL. 084-932-2345
特別展 今に息づく南画の精髄-南画精華展特別編-
南画は、中国絵画の大きな流れの一つである南宗画が日本に伝わり、独自の展開を遂げる中で確立した絵画様式です。
この南画の伝統的な様式美に根ざした作品を公募・公開してきたのが「全国公募南画精華展」です。
今年度は南画精華展特別編として審査員(岡原大崋氏・日比野桂山氏)の作品や歴代大賞受賞作品などを紹介し、これまでの南画精華展の歩みを振り返るとともに、優れた現代南画作品を鑑賞する場を提供します。
◆関連行事
1.ギャラリートーク
1月21日(土)・2月11日(土)13:30-
【解説】岡原大崋氏(南宗画士)
2.南画講座
1月22日(日)13:30-
【会場】頼山陽史跡資料館茶室
【講師】村田隆志氏(大阪国際大学教授)
【定員】15名(要申込・先着順)
※申込は公益財団法人頼山陽記念文化財団まで(メール:info@raisanyou.com,電話:082-542-7022)
期間 : 令和5年 1月14日(土) ~ 2月26日(日)
料金 : 一般400円(320円)、65歳以上320円、小・中・高生200円(160円) ※( )は15名以上の団体料金
場所 : 頼山陽史跡資料館(広島県立歴史博物館 分館)広島市中区袋町5-15
時間 : 9:30-17:00(入館は16時30分まで)
休館日 : 月曜日
問い合わせ先 : 082-542-7022
大島能楽堂展ー福山より世界へ ユネスコ無形文化遺産 能楽ー
福山開祖である水野勝成は、能をこよなく愛し、自ら舞ったと言われています。
それは、市内神社仏閣に奉納された勝成愛用の能面・能衣装等からも裏付けられます。
そうした気風は阿部時代にも継承され、福山藩士大島七太郎が喜多流宗家に師事することで、備後一円に能楽を普及させます。
そして七太郎を初代とする大島能楽堂は2016年(平成28年)に福山市政100周年を祝して創作された新作能「福山」等、福山を拠点に日本国内、そして世界で活躍を続けています。
この度は築城400年を記念して、大島能楽堂が所蔵する能衣装・能面・楽器等、その大島能楽堂の世界と、ユネスコ無形文化遺産に登録された能について紹介します。
◆テーマ展チラシ≫PDF
◆福山城博物館では、来館者の皆さまが十分に楽しめる環境をつくるために、土・日・祝に限り事前予約を受け付けております。当日券も準備しておりますが、是非とも事前に予約されることをお勧めします(平日は予約不要)。
≫予約サイト
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●江戸の世のひろしま探訪≫解説集≫福山藩
期間 : 令和4年12月17日(土)~令和5年2月19日(日)
料金 : 入館料:500円(400円) 高校生以下及び福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上の方は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
場所 : 福山城博物館 (広島県福山市丸之内一丁目8番 JR福山駅より徒歩5分)
時間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜(祝日の場合翌日)
問い合わせ先 : Tel : 084-922-2117
塩のまち竹原デザインマンホール展
竹原小学校6年生のみなさんが「塩」をテーマに制作したデザインマンホール原画展が開催されます!
最優秀作品は,実際に本物のマンホールとなりました!!
ぜひお越しください!
●江戸の世のひろしま探訪≫解説集≫町並み≫塩と竹原の町並み
期間 : 令和4年12月24日(土)~令和5年1月29日(日)
場所 : 旧笠井邸(竹原市本町1丁目9-11)
時間 : 10:00~16:00(入場無料)
休館日 : 令和4年12月26日(月)~令和5年1月4日(水)は休館です。
問い合わせ先 : 0846-22-0214(NPO法人ネットワーク竹原)
松濤園 朝鮮通信使資料館 御馳走一番館「朝鮮通信使が見た江戸文化」
天正18年(1590)德川家康が江戸城に入り,慶長8年(1603)江戸幕府を開府しました。
それまで一地方都市であった江戸が,天下の中心地として徳川家康の手によって街が発展し,整備されていったのです。
それから江戸時代260余年泰平な世が続き,江戸の街は成熟していき,人々の暮らしの中にさまざまな文化が誕生します。
慶長12年(1607)から文化8年(1811)の間に12回来日した朝鮮通信使は,江戸までの往復の道中で見たものを旅の記録として残しています。
その記録を通して江戸時代の日本の様相を知ることが出来ます。
本展では,所蔵資料を中心に,江戸時代の日本の暮らしをご紹介します。
◆松濤園≫http://www.shimokamagari.jp/facility/shoutouen.html
松濤園内には4つの資料館があります。
【朝鮮通信使資料館御馳走一番館】
【陶磁器館】
【あかりの館】
【蒲刈島御番所】
期間 : 令和4年11月30日(水)~令和5年1月30日(月)
料金 : 一般800円(640円) 高校生480円(380円) 小中学生320円(250円) ※( )内は20名以上の団体料金
場所 : 松濤園(呉市下蒲刈町下島2277-3)
時間 : 9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 火曜日、年末年始(12/29~1/1) ※1/2(月)、1/3(火)は臨時開館
問い合わせ先 : 松濤園 0823-65-2900
頼山陽書道展 小中高生公募作品
頼山陽ゆかりの言葉や漢詩を課題とする小中高生を主対象とした書道展です。
小学生の部は「真」・「忠孝」,
中学生の部は「山紫水明」・「浩然之気」・「唯真故新」,
高校生の部は創作あるいは臨書が課題でした。
言葉の意味に真摯に向き合いながら書かれた生徒たちの力作を展示しています。ぜひ会場で御覧ください。
●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景・スポット≫頼山陽史跡資料館
●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景・人物≫頼山陽
期間 : 令和4年12月17日(土)~令和5年1月9日(月・祝)
場所 : 頼山陽史跡資料館 (広島県立歴史博物館 分館) 〒730-0036 広島市中区袋町5-15
時間 : 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日 : 祝休日を除く月曜日,12月28日(水)~1月4日(水)
問い合わせ先 : Tel/Fax:082-298-5051
ふくやま草戸千軒ミュージアム展示
【近世文化展示室・ミニ展示コーナー】
◆第26回特集展示「茶山が収集したモノ」
今回の展示は,日本各地の文人たちとの交流や福山藩儒の業務を通じて,菅茶山が収集した書画や器物,古文書や絵図などを紹介します。
◆守屋壽コレクション「江戸幕府と日本地図」
江戸幕府は通算で6度日本地図を製作しました。
いずれの地図もその時代や社会状況も反映した「最先端の日本地図」であり、全国の大名を動員した大プロジェクトでした。
今回はコレクション所収資料から,幕府が製作した日本地図の変遷をたどります。
◆詳しくはこちらへ≫ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)
●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景人物≫菅茶山
期間 : 令和4年12月9日(金)~令和5年1月31日(火)
料金 : 【常設展】 一般:290円(220円) 大学生:210円(160円) 高校生まで無料 ※( )内は,団体20名以上の料金 ※お支払は,現金のみ
場所 : ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館) 〒720-0067 広島県福山市西町二丁目4-1
時間 : 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 : 月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し,翌平日に休館)
山本基 個展 時を纏う
竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区
重伝建選定40周年記念展示
塩のインスタレーション作品展示
「山本基 個展 時を纏う」
塩づくりにより栄えた竹原のまち。
全国で唯一の「製塩町」として重要伝統的建造物群保存地区に選定され,今年40周年を迎えました。
塩田の一角に築かれた旧森川家住宅で「塩」のアート作品を制作し,この場所に眠る塩の記憶を呼び覚まします。
■チラシ≫PDF
■竹原市≫HP
期間 : 令和4年11月28日(月)~令和5年1月15日(日)【公開制作:11月23日(水)~25日(金)】
料金 : 入館料400円(18歳以下無料)
場所 : 竹原市重要文化財旧森川家住宅(竹原市中央三丁目16-33)
時間 : 10:00~16:00(最終入館15:30)
休館日 : 木曜日(公開制作日を除く)
問い合わせ先 : 竹原市教育委員会文化生涯学習課 TEL0846-22-2328
しっとる?知新集
「しっとる?知新集」
文政5年(1822)に成立した広島城下の地誌『知新集』は、江戸時代の城下町・広島の様子を生き生きと伝えてくれる貴重な資料です。
本展では、令和4年に『知新集』成立から200年の節目を迎えることを記念し、
本書の成立背景や編者、町や寺社に伝わるエピソードについて関連資料とともに紹介します。
◇広島城≫ホームページ
期間 : 令和4年11月12日(土)~令和5年1月15日(日)※休館日12月6日(火),7日(水),29日(木)~31日(土)
料金 : 大人370(280)円、シニア(65歳以上)・高校生180(100)円、中学生以下無料 ※カッコ内は30名以上の団体料金
場所 : 広島城天守閣 第四層企画展示室
時間 : 11月 9:00~18:00 / 12月・1月 9:00~17:00 いずれも入館は閉館の30分前まで
◆ 選定理由
別名「鯉城」とも呼ばれ、広島を見守ってきた広島城をモチーフに緋鯉がこれを円で包み込むデザインは、広島の歴史・文化を想像させ、基本方針の趣旨をよく表している。緋鯉の赤がロゴマークのアクセントとなって目を引き、広島らしさと親しみが感じられ、また、シンボルマークとロゴタイプの一体感も取れている。