今よりもはるかに子どものいのちが失われやすかった江戸時代,とくに出産,乳不足,病は,子どものいのちを危機に陥れました。また,生きる砦である「家」を維持・存続させるためのやむを得ない選択として,堕胎・間引き,捨て子が行われることもありました。
講演では,人々が子どものいのちを繋ぐために行った営みを,乳,病,堕胎・間引き,捨て子,生育儀礼に関わる広島県内の古文書を手がかりに探り,子どもたちの姿と子どもたちに寄せた人々のまなざしを浮き彫りにします。
定員 50名(事前の申込みが必要です。先着順で受け付けます。)
詳細は公式サイトで
>https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekimin/bunkazaikoza.html
この講演会は,秋の特別企画展「江戸時代の子ども事情 ー幼き者へのまなざしー」を記念して開催されます。