江戸時代、泰平の世を迎える中で、武家には書画・和歌に代表されるような一種の教養が求められるようになります。
こうした文武のうちの「文」について、水野家・阿部家といった福山藩藩主もその例外でなく、
福山城博物館や市内各所にそうした関連作品が見られます。
更に「武」について、藩主の所用品には、実用的でありながらそれぞれの美意識が反映された、
奇抜なデザインや対面したものを虜にする美しい色合いを見受けることができます。
この度はそうした藩主の所用品を中心にそこから垣間見える藩主の個性について紹介します。
●江戸の世のひろしま探訪≫広島百景・スポット≫福山城
●江戸の世のひろしま探訪≫解説≫福山藩