備後一宮吉備津神社は、大同元年(806年)、備中吉備津神社より勧請されたと伝えられており、幾度かの御社殿焼失・再営の後、慶安元年(1648年)、初代福山藩主であった水野勝成公により、現在のご本殿(国指定重要文化財)が造替されました。
貴重な文化財を伝えることで知られ、なかでも重要文化財である吉備津神社本殿は、令和元年から令和4年にかけて大規模修理が行われ、その装いを新たにしました。
この展示では令和の本殿大修理完成を記念し、吉備津神社所蔵の文化財をはじめ多様な関係資料によって、吉備津神社の歴史や備後地域の信仰にまつわる文化を紹介するとともに、保存修理についても触れ、文化財の保存の様子も紹介します。
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