この2年ほどの間続いているコロナ禍は、世界中の人々にある種の孤独に耐えることを強要しました。
多くの人々が年末年始の家族の集まりも、友人同士の気楽な会食も、大きな会場でのイベントも、いくつもの機会を諦めて過ごしてきたのではないでしょうか。
その経験は、人々と集い、ともに過ごす時間の喜びがいかにかけがえのないものであるかを、改めて私達に実感させました。
絵画の世界を覗いてみると、古今人々は様々な集いを楽しんでします。仲間と宴会で盛り上がり、お祭りなどのイベントに行列をなし、あるいは季節ごとの行事に参加するなど・・・。
日常的なささやかで親しい会合から、群衆で賑わう公の行事まで、人々が日々の暮らしの中で楽しげに集う様子とその感懐を、海の見える杜美術館の日本美術コレクションをとおしてお楽しみいただきます。
チラシPDF
海の見える杜美術館公式ホームページ≫https://www.umam.jp