平山角左衛門(ひらやまかくざえもん) [ 生年不明~1745 ]
平山角左衛門(尾道市画像提供)
平山角左衛門は、広島藩の藩士で、藩主浅野吉長公により、元文5年(1740)尾道町奉行に任命されました。その頃の尾道は寄港する船舶の増加により、港を拡張する必要があり、平山奉行は埋立工事を行い、寛保元年(1741)住吉浜を完成させて尾道の港勢発展の基礎を築きました。これにより、尾道港は瀬戸内海屈指の港町になりました。平山奉行の功績を慕う尾道町民は、後年住吉神社に平山霊神をまつり、昭和10年(1935)からは、祭礼として尾道みなと祭が開催されています。また、尾道市の名誉市民第一号でもあります。
参考文献 WHOPLUS
校正 尾道市
広島県立文書館
校正 尾道市
広島県立文書館