陶磁器館《陶磁器、草花の彩り》
古伊万里などのやきものには、植物文様も多く見られます。植物文様は、その生命力に願いを託して、四季を愛する日本人の感性と相まって、古くから愛されています。
本展では、植物の生命力に彩られた陶磁器作品と、併せて令和6年の干支である辰(龍)文の陶磁器を紹介。また、絵付けという彩りの技を極めた、近現代の陶芸家の作品も併設します。
御馳走一番館《朝鮮通信使をもてなした料理》
朝鮮通信使が来日すると、江戸までの各地に接待場所が設けられ、各所では豪華なもてなしの料理が出されました。広島藩の接待場所に定められた下蒲刈島では、一朝に生きた雉を300羽提供するなど、外国の使節を迎えるための努力を伺い知ることができます。
本展では、朝鮮通信使をもてなした料理を残された資料によりご紹介します。